トンネルウォーキング |
H16・3・20 長崎自動車道&ながさき出島道路開通記念ウォーキング大会を完歩した瞬間、『国境の長いトンネルを抜けると雪国であった』の『雪国』の書き出しをもじって『オランダ坂トンネルを抜けるとそこは長崎・出島であった』と叫んでみたくなった。 開通記念ウォーキング大会は、コース13KMのうち中尾トンネル(1697m往復)、長崎トンネル(2565m)、オランダ坂トンネル(3000m)とトンネルの長さはあわせて9kmにもなる。 視界を閉ざれた長い道中からやっと開放され、ポータルの半円形の明るい世界に林立したビルが浮かんだとき、現実の世界にまた還ってきたという思いにかられた。 3月20日朝8時前、ホームページ仲間4人は約束の時間に県営バス諫早バスセンターに集まった。長崎行きの路線バスは出発地でほぼ満席の状態になった。土曜日にもかかわらず満員の原因は、ウォ−キング大会に参加する人たちが押し寄せたからである。 途中のバス停では、たぶん同じウォーキング大会に参加するであろうザック姿の乗客をドアーも開かないまま「すみません。満員ですのであとのバスにお願いします」と運転手はマイクで放送して通過した。 スタート前1時間30分に会場に着いたが参加者で溢れていた。整理員の誘導に従い列の後に並んだ。もう既に3000人は並んでいるのではないかと思われる長い行列である。 参加者は5000人とも6000人ともいう噂だった。 スタート前の大会挨拶、アトラクションが行なわれている時間帯だがここからはその様子は分からない。空は曇り小雨がパラついてきた。春冷えとでもいうのか気温が下がり黙って立っていると寒い。その場で手足を動かし寒さを凌いだ。 10時30分定刻に先頭はスタートしたようである。われわれが歩き出したのはそれから5、6分経ってからであった。 |
参加者がぞくぞくと集まってくる芒塚インター。 | |
参加登録を終え、ゼッケンに名前を記入してザックに貼り付ける。 左から、OKAさん、不肖ばってん亀、弘雲さん。名前はハンドルネームで揃えた。 撮影は、Jajanさん。 誘導員の指示に従って長い行列の後ろに並んだ。 4人が迷子にならないようにと祖母傾山の山開きの記念にもらったバンダナをストックにくくりつけ目印にした。(背中に挿したグリーンの旗) |
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スタートから10分で日見夢大橋(365m)を渡る。 今回の13キロのコースでは唯一の橋になる。 コースから逸れ、一段と高い法面に駆け登り写した。 ルール違反で申し訳ない。 前方のトンネルは中尾トンネル(1697m) |
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日見夢大橋からの眺め。 網場、日見地区の街並み。ここにはペンギン水族館もある。 |
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折り返し点 中尾トンネルを通過すると次は中尾橋になるが、ウォーキングコースはここで折り返す。 現在供用中の長崎自動車道終点・多良見インターは5キロ先になる。 多良見インターまで歩くものと勘違いしていた。残念な気持ちで折り返した。 |
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折り返し点からトンネル二つ、大橋一つを歩いて長崎インターに着いたのは12時10分。 参加者は広場に座り込んで昼食を食べていた。 原則は、コース内では食事は禁止になっているので行動食としてバナナ、パンを歩きながら食べるつもりでザックに入れていた。ところが歩きながら食べてはいけないと誘導員がハンドマイクで放送していた。 この広場は、本線のコースとは違うという解釈なのか、大目に見逃してくれたのか先着者が食事をしていた。 腹が減っては戦はできない。 見習って食事をした。 |
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長崎インターの料金徴収所の手前にカラフルな案内標識があった。 一般道(茂木・田上)と、ながさき出島道路の分岐点になる。 こんな色の標識はあまり見かけない。 |