先人たちの働く姿

 この写真集は昭和7年から8年(おおよそ70年前)に撮影された国道新設工事の記録写真の中から、働く人たちの服装や、工事機械、道具、工法など今では見かけなくなったものもを主に纏めたものです。
 セピヤ色の写真と現在の姿を比較しながらご覧ください。

なおこの写真の無断転載はお断りします。ご使用の場合にはご連絡ください。


第7回 橋架設(1)



この写真は国道34号線に架かる「貝津大橋」ができる前の風景です。
現在の西諫早病院付近から大村湾に向かって撮ったものです。
JR長崎本線の鉄橋が見えます。向こうの山は今も変わらない形で残っています。
鉄橋の右側はJR西諫早駅がすぐ近くです。
丸太で組んだ橋は作業用の通路でしょう。





これは橋台・橋脚ができ床版工事の支保工(ささえ)組んだ所です。
橋の完成度としては70%程度ではないでしょうか。





完成写真です。これは初代の橋でその後河川改修で川幅は広がり、また道路の道幅も広くなってこの姿は見ることはできませんが橋の位置は同じ処にあります。

次回は、橋台・橋脚の基礎工事の様子を掲載します。

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