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 これまでの「気まま日記」は「閑人の戯言」として再出発いたします。
 閑人はろくなことは考えません。気に障ることもあろうかと思いますが、そのときは馬耳東風で聞き流してください。(2002・9・13改訂)


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タイトル あんな、こんな
台風のいたずら
H17・9・5
 きょうはごみ収集日。
 今朝は台風14号の影響で風が強い。今にも降りそうな雲行きだが雨はまだ降っていない。

 風雨にならないうちにと、いつもより早く7時にごみ袋を持って出た。ごみ箱に納め、坂道を下り始めた。坂の下のほうで空き缶が転がる音がする。前方20mほどのところを転がっていた。

「ああっ!」立ち止まった。坂の上側にいる私に向かって空き缶は上って来るではないか。
 子供が走るよりも速い速度で。体を道の脇に避け、すれ違う空き缶に道を譲ってやった。

 見送ってからまだ30mぐらい坂を上がったところで土手にぶっつかった。
 ぶっつかった瞬間、ホッとした。その数秒の間、常識破りの空き缶にわたしはハラハラドキドキしていたのだった。

 わたしは風をまともに受けながらふたたび坂を下りた。

晩  夏
H17・9・2

もうそろそろ稲の穂が出て実りの季節に入りますね。
 稲の花が付くころが二百十日、この時期はよく台風がやってきます。

今年は台風銀座といわれた九州より関東北陸地方を襲うようになりました。遠い国アメリカではハリケーンが大きな爪あとを残したようです。
 日本語で通じないでしょうが被災された方々にお見舞い申し上げます。

「二百十日」=「台風」=「災害」は子供のころからのイメージですが今年も当たってしまったようです。

お盆過ぎから9月のはじめにかけて、各家庭では、布団を解き、綿を打ち直し、布の洗い張りをして冬の準備をしていました。糊付けした布を張り板に干している風景は見かけなくなりました。まだ30年前の風景ですが遠い遠い昔のような気がします。

道端では今も昔も変わらないでエノコロクサガ実っています。

熱中症
H17・8・25

高温や高湿の環境下で起こる全身の熱障害を熱中症といわれていますがこんな熱中症もありますよ。

爺が横から話し掛けてもファミコンに目と指先は集中、馬耳東風です。

孫娘は熱中症を罹っているようです。


亀の置物
H!'・8・21

わが国では『鶴は千年、亀は万年』といって、長寿のシンボルとなっている。

亀の図柄は、現実と異なり尻尾が誇張して描かれているものが多い。小さな尻尾の図柄では貧弱に見えるからだろうか。

それに比べ飾り物・置物の亀は実際の形に沿って作られたものが多いようだ。

先日、尻尾を誇張して作った飾り物の亀を見かけた。甲羅はわら細工で尻尾は稲穂、珍しい飾り物である。そこで写真に収めてきた。

日本ではめでたい動物とされる亀も中国では嫌われるそうで、中国の人に亀の図柄入った絵画や置物の贈り物は控えたがよいとか。

おしろい花
H17・8・16

夏の花は朝早く出会うと、どれもみずみずしく元気である。その元気をもらって、きょうも暑さを乗り切るぞ、という気分になる。

いつも歩く路地に「おしろい花」が咲いている。この花も元気だ。小さいころから見馴れている花のせいか、足を止めてまで眺めることはしない。

歩きながら「おしろい?」ふと思いとどまった。
 花が終わり、黒い種ができる。その実を割ると中は白い。これがおしろいの粉になると聞いていた。女の子は、これを顔に塗って遊んでいたような記憶もある。本当のおしろいの原料は別のものかもしれないが・・・。

「おしろい」から芸妓さんや歌舞伎役者を連想する。いまの若い女の子たちに「これはおしろい花だよ」と説明しても「おしろいって何ですか?」と問い返されるかもしれない。

昔の「おしろい」は今の生活の中で健在だろうか。あせもができた首周りに、ふわふわと叩きつけてもらった白き粉。あれは「てんかふん」と言っていたなぁ〜。

「おしろい」も「てんかふん」もいまは死語になってしまっただろうか。          
総選挙・夏の陣
H17・8・9

郵政を優勢と読みちがえ、トバッチリ解散 (首相)

セミ時雨打ち消し走る選挙カー (選挙期間)

有権者に陣笠をかざしてあげたい猛暑の投票日 (陣笠代議士)

クールビズ、ノーネクタイじゃ落ちるかもネ (有権者の目)

口先だけの「汗をかく」選挙のときは本気なり (ホラ吹き代議士)

冷房暮らしの先生方、熱中症にご用心 (支持者)
盛夏の午睡
H17・8・2

汗ばんだ身体を畳に横たえる

眠りを誘う安らぎ「チクッ」とかみつくものあり

吾に返ってバシッと足を打つ

小さき蟻ポロリと転がり一生を終わる

蟻も噛まずば打たれまいに

憎しみは哀れみにかわる

始  動
H17・6・16

あけぼのに犬散歩させる人あり

犬立ち止り小便す

飼い主手足屈伸からだをほぐす

きょうもまた暑き空梅雨の始まりか

異なった世界
H17・6・6

「合唱祭なんて、わたしには似合わない」と思っていた。
 ところがお付き合いの関係で合唱祭の入場券を貰った。どうしたものかと迷ったが行かないのも失礼になるし思い切って出かけた。

野暮ったい人間が場違いな所に来てしまったと萎縮しながら足早に受付を通り過ぎ会場の隅っこに座った。
 開演間際になると、2000席ある文化会館大ホールは満席になった。東京混声合唱団指揮者大谷研二氏特別出演の第2回諫早合唱際である。

出演者はママさんコーラスをはじめ、女声合唱団、男性合唱団、混声合唱団と小学生から高齢者まで幅広い愛好者の集まりである。
 誰にでも親しまれている曲目が多かったためか、学生のころを思い浮かべ聴き入っているわたしになっていた。

出演者300人によるエンデングの合唱には、すっかり圧倒され、感動で目頭が熱くなっていた。異なった世界も覗いてみるものだと感じた3時間であった。

マイ・ミソシル
H17・6・1

一人暮らしの間、作るのが面倒だから即席の味噌汁で済ますつもりであった。しかし、3日も経つと飽いて、わが家の味が恋しくなってくる。

そうとなると自分で作るしかない。半年振りに自分で作ってみようという気になった。

前の夜、水にイリコを入れ出汁を準備した。具はジャガイモに玉ねぎと決定。

朝起きて、ジャガイモの皮をむき、昨夜出汁をとっていた水に刻んで入れる。

ガスに火をつけ、そのあと玉ねぎの皮をむき、涙を流しながら刻む。すっかり忘れていた包丁さばきと涙だ。

煮立った後に味噌を入れ味見をする。塩加減は一発でOK。何となく楽しくなった。

食事の後、後片付けにかかった。即席のときと違って、なべ、みそこし、お玉、と洗物が増えていたので楽しさは半減する。明日の具は何にしようかと考えながら食器を洗った。

食べ終わったらすぐ、今夜は、明日は、と献立を考える主婦の苦労がわかるような気がした。女性は年中献立のことで頭を使っているからボケなくて長生きするのだろうね。

臨時主夫のつまづき
H17.5.30 

家内が娘のところへ出かけて4日になる。
 一人分の洗濯物を毎日洗うと水道料がもったいない。というより面倒くさいのが本音だが・・・。いよいよ4日目の朝、洗濯の日がやってきた。

まづ洗濯機を回しながら、朝食の準備、食事、その後の片付けをする。後片付けが終わるころには洗濯完了のはずだ。引き続き干し物に取りかかれば時間を合理的に使えると自分としては最高の計画を立てた。

洗濯物を入れ「おまかせ」コースを選択、スイッチ・オン。所要時間35分の表示が出て注水が始った。これでよし!炊事場へ移動した。

朝食の後片付けを終わったのは洗濯機のスイッチを入れてから40分が過ぎたころであった。脱衣所の洗濯機は一連の作業を終えたのか止まって静かである。

洗濯物を取り出そうと手を伸ばしたとき「残り時間30分」、「ふたをしめてください」の赤い文字が点灯しているに気付いた。

ゆすぎ、脱水は蓋を開けたままでは作動しない仕組みになっているらしい。どうして最初に表示しないのだ!!計画は最高でも経験不足で躓いてしまったのが悔しい。

家電メーカーさんよ。作業開始前に「蓋をしめてください」のコメントを発するか、全自動洗濯機と銘打つならば、蓋も自動的にしめるシステムに改善してもらいたいですね。   

生垣のグミ
H17.5.26

生垣の中に赤く熟したグミを初めて見つけたのは十数年前であった。
 特に苗を買ってきて植えたわけではないので、たぶん小鳥が種を運んで来たのだろう。それ以来、この時期になると生垣のグミが気になる。

生垣は上部と側面を刈り込み形をそろえる。グミも生垣として刈り込むから成長を抑えられ、小枝が密生し窮屈そうである。

しかし、毎年、実をたくさんつけ真っ赤に熟してくれる。葉に隠れ外からは見えにくく小鳥もあまり寄ってこないようである。

せっかく実をつけてくれたのだからと敬意を表し、口に入れてみるが甘味より渋味が強く、一粒だけでもう結構。だが朝の木漏れ日に輝くグミは宝石のようだ。

ねんりんピック
H17・5・17

高齢者が集い各競技に全国大会出場を目指して熱戦を繰り広げる「ねんりんピック長崎大会」が5月14日行われた。

諫早総合運動公園で朝から行われていたがそのことを知ったのは昼飯のとき。ウォーキングを兼ね、いつもの上山公園の山を越え運動公園に着いたのは2時半になっていた。

ソフトテニス、ゲートボール、マラソン、グランドゴルフ、サッカー、ローンボウル、などたくさんの種目はすでに終わったり、終わりかけていた。

まだやっていたソフトボールの決勝戦を観た。朝からの対戦で最後まで勝ち残った両チームだけにノンプロ並みの技量である。

揃いのユニホームに帽子、違うのは顔形だけ。投・打・守にきびきびして壮年のようだ。これが高齢者のチームかと疑った。

選手の一人に尋ねてみた。「年齢は何歳からですか?」「58歳以上です」。選手同士の会話が聞こえてきた。「一日に3試合もすると体が動かんね。」「おいは71になっとぞ。あんたはおいより若かろが元気を出せ」と先輩が発破をかけている。

機敏な動作に感心しながら試合を観た。試合終了。両チームが並んで挨拶を交わした。

帽子を脱いだ瞬間、白髪とツルツルの禿げ頭の行列に、やはり『ねんりんピック』だったと納得した。

深山の石楠花
H17・5・9

連休最後の日曜日、石楠花を見に背振山系の山に出かけた。
 百万都市・福岡市から近距離にある山だけに、長い行列ができる賑わいであった。今回は、金山から椎原峠までを歩いた。
 猟師岩山から鬼が鼻岩の石楠花は、いまが盛で夜露を載せた花は一際冴えてうっとりとした。

石楠花は人の手を加えた花園がいたるところにあり手軽に観賞できる。世界の石楠花が集められ、見る者の心を惹きつける花園もある。 しかし、自然林の中に自生する石楠花は、長年風雪に耐え生き延びてきた風格があり、どれ一つとして同じ樹形、枝葉のものはない。それだけに、その先端につけた花も花の形や色は同じであっても、それぞれの個性が漂っている。

車で簡単に乗り付け、観賞する花園の石楠花と、新鮮な空気を吸いながら、汗をかきながら、深山で眺める石楠花とはどこか高貴さが違うように感じる。気のせいであろうか。

満腹時に食べるおにぎりと、空腹時に食べるおにぎりは同じおにぎりであっても美味しさが違う。深山の石楠花は、このおにぎりの差とは別の何かを感じるがその表現をできないのがもどかしい。



これからのシニアネット諫早
H17・4・29

シニアネット諫早の拠点が無くなって1ヶ月が過ぎようとしている。
 市の肝いりで、商店街の活性化対策として、空き店舗を借りパソコン教室、広場のイベント開催と頑張ってきたが思惑とおりにいかなかった。

家賃は市負担で電気、水道などの管理費は借り手持ちであった。パソコン教室の収入だけでは管理運営費は賄えず、会員の会費をこの広場運営に注ぎ込んでしまう状態であった。

何をやっても人が集まって来ない。原因は駐車場がないからである。駐車場がなくても、魅力ある教室であり、イベントであれば人出はあったかもしれない。しかし、素人集団のシニアネットではこれ以上の妙案は浮かばなかった。

本年度からは市の補助はなく閉鎖。ある意味では補助が付かなくてシニアネットとしては赤字の原因がなくなり助かっている。

シニアネット諫早の本年度定期総会は5月中旬。理事の方々はこの経験を踏まえて新たな出発を検討されているという。

わたしは、無理に事業収益を上げなくても、シニアの仲間つくり、生甲斐つくが広がれば、それでよいと思っている。

棚田の用水
H17・4・25
 田植えが始まったと聞いて、棚田百選の地、長崎・福島町土谷へ出かけた。福島町は別名つばきの島とも呼ばれる小さな島である。

 棚田はすでに水が満々と張ってあり田植えの準備はすっかり出来上がっていた。耕運機で田を植え始めているところもあった。
 この時期、棚田の風景を撮ろうとカメラ愛好家が集まってくる。わたしもその一人であった。
 カメラマンたちの会話から意外なことを聞いた。
「ここの田んぼの水は使用した水を海岸の貯水池に集め、ポンプで上部の溜め池に戻して再利用している」
 そうだったのか。満々と張った水田をあらためて見直した。

 休日開けの月曜日、その真偽を確かめようと福島町役場へ電話してみた。間違いではなかった。

 棚田百選に選ばれたためにこの設備を整えられたのか、と言う問いに「それとは関係ありません。ほかの地区の棚田でもやっています」と役場の職員は言った。

 農林水産省が棚田百選を選定したのは平成11年7月。貯水設備は平成2年に町で設置、運営は受益者である農家が管理しているそうである。

 効率の悪い棚田は、減反対策の標的となり見放され、荒廃していく時代に町民と行政が一体になって棚田を保存する熱意に頭が下がる。

 棚田は、郷愁とやすらぎを与えてくれる日本人の心の原風景である。

 福島町万歳! ありがとう。
忘れ物
H17・4・11
 他人の忘れ物を発見して、どうしてわたしが動揺したのか不思議だ。
 コピー機の原稿押さえの蓋を開いてびっくりした。B4サイズの通知表が目の前に現れた。

 わたしは山の会の会議資料をコンビニへコピーに行った。
会議は午後7時半から、その前にいつもここでコピーをしている。

「こんな大事なものを忘れて」自分が忘れたような慌てようであった。どうして他人の忘れ物を発見?してわたしが慌てるのか。

 小学一年生の通知表兼修了証書だ。コピーに来たのは1年生の子供なのか母親かわからないが、忘れたことに気付いた瞬間の慌てふためきようが目に浮かんでくる。その様子をわが事として私も慌てているのかもしれない

 他人の大切なものを盗み見するのは罪を犯すような気がして、評価や先生のコメントを読みたい気持ちを抑え、急いでレジに持っていった。
市長候補者討論会
 H17・4・1

昨夜、一市五町合併後の新諫早市長選挙に先立ち、市民グループ主催の出馬立候補予定者の公開討論会が行われました。

出馬予定者は今のところ3名で、その3名が出席されました。

もう20年ぐらい前までは国会議員選挙で立候補者全員が集まり立会演説会が選挙管理委員会の主催で開かれていましたが今は候補者全員が集まり所信表明をする機会がないようですね。

昨夜の討論会は、予定者全員が顔を揃え新市に対するビジョンを発表し、特に合併市町村が、新しいまちつくりのために行う事業に国が合併促進のアメダマとして『合併特例債』を認めているが、この数十億のお金をどのように使うつもりなのかという質疑に対する候補予定者の考え方を三者比較しながら目の前で聴けたことは、投票の判断に役立ったと思います。

会場の文化会館は満員で、新市の舵取り役を誰に任せるか市民の関心の深さを感じました。

特にいつもは外に出たがらない男性が女性を上回っていたのが印象的でした。

傘に水を貯める
H17・3・22

今日はゴミを出す日、ゴミ出しは私の役目になっている。

明け方からかなりの激しい雨が降っている。ゴミ袋を抱えて玄関へ出た。いつも2本あるはずの傘が傘立てにない。1本ならば他所に忘れてきたのだろうと思うが2本ともないからおかしい。

折畳みでない大きなコウモリ傘はすぐ目に付くはずである。誰かに盗まれたかな?と変な想像をした。

目線を変え雨降る庭を眺めた。パッと開いた傘が逆さまになって物干し竿にぶら下がっているではないか。近寄るとそれぞれの傘に500mlばかりの雨が溜まっていた。傘に雨水が溜まっているのを見るのは初めてだった。

昨日は久し振りの青空、家内が傘を干し、家に取り込むのを忘れていたらしい。びしょ濡れの傘を差してゴミ収集所へ向かった。

握り手に集まる水は手から肘へと伝わってくる。笑うに笑えない珍プレイに苦笑しながら収集所まで我慢した。

春の足音
H17・3・17

昨日は春の寒波が一転して20度近くまで気温が上がった。

気温が上がると、いつもの歩くコースを変え、川べりを歩いてみたくなった。玄関の生け花はネコヤナギである。これを見て本明川の上流にもネコヤナギがあったような気がした。歩く方向は決まった。

土手や川岸伝いに歩くことおおよそ1時間、行けども行けどもネコヤナギは見つからなかった。どうも私の記憶違いだったらしい。

帰りの時間を計算し、諦め引き返すことにした。
 お目当ての物には遭えなかったが、石の間を流れる水音が春の足音のように感じた川べりであった。

画像は、生け花のネコヤナギ



もし選ばれたら?
H17・3・7

今朝、新聞を読みながら、もし俺にお鉢が回ってきたらどうしようと本気になって考えた。

一般市民が裁判官といっしょに法廷で刑事裁判にあたる、という制度が2009年から実施されるという関連記事をまた読んだからである。

これまでは他人事のように聞き流していた。しかし、4年後となればまだ生きている可能性はあるから、宝くじには当たらなくとも、こんなものには当たるかもしれない。

野次馬根性で、一度はタッチしてみたいという気持ちが心の隅にないことはない。その一方では裁判所と聞いただけで、悪いことはしてなくても怖い、堅苦しいというイメージが強い。
 
 こんな雰囲気の役所で自分の意思表示なんてできそうもない。裁判所へ出かける前に精神的に参って入院という羽目になりそうだ。

入院したら免除してもらえるだろうか。
修理期間
H17・3・1
 二度目の入院でしたがやっと退院して戻りました。今回は入院期間は13日間でした。
 たまたま同じ時期に娘のPCも故障しHDを取り替えました。PCメーカーは同じです。
 娘は直接メーカーと交渉し、わずか3日間で修理完了でした。
 こちらは購入した販売店を通しての修理。こんなにも違うのかと驚きです。
 こちらは保障期間内で無料、娘のPCは有償でした。
 販売店との5年保障契約内で無料でしたが、修理するメーカーは通常の1年保障期間が過ぎていたので販売店へ修理費用は請求されたと考えます。
 この修理期間の大きな違いはどうしてでしょうかねぇ。

暗い話題ばかり続きましたので気分転換に雪の北アルプスをご覧ください。。
2月18日、ロープウェイで新穂高温泉より西穂高口へ雪山を見に登りました。
中央にわずかに見える黒い山は槍ヶ岳です。

似顔絵
H17・2・10

自分の似顔絵が欲しいと常々思っていた。その思いが叶った。

昨日インターネット仲間のオフ会のあと、長崎・丸山界隈をKさんに案内してもらっているとき、お寺の境内で似顔絵を描く出店に出会った。今がチャンスだと仲間を待たせる迷惑も考えずに飛び込んでしまった。

持ち帰ってしげしげと眺めてみた。おれはこんな顔形しているのかと他人のようでもあり自分であるようにも見える。

毎朝髭を剃るとき鏡で対面しているはずだがその顔とは違う。髭を剃るときは剃り残しがないように頬を引っ張ったり、あごを突き出したりで、自然の表情になるときがない。自然体の顔は自分では見ていなかったのだ。

はっきりしていることは似顔絵のほうが実年齢よりも30歳は若いということである。これは似顔絵作家のお客さんに対するサービス精神の現れであろうか。心遣いはありがたいがそのままの顔が欲しかった。

似ているかどうかは、結局自分以外の人に任せるしかなさそうである。わたしに面識のある方、この絵を見てどう判断されますか。

匿名でBBS,メールどちらでも結構です。判定をお待ちしています。

426円
H17・2・7

5年近く使っているプリンターがおかしくなった。

グレードアップの早いPC周辺機器は5年も経過すれば骨董品扱いになる。

寿命だから仕方がないと諦める一方で、5年保証に掛けていた事を思い出した。もしかして保証期間は過ぎているかもしれないがとりあえず確かめようと保証書を引っ張り出した。有効期間は2005・3・11迄であった。

こんなもの気休めの金捨てだと思って掛けた保証金は426円。期間切れすれすれで保証の恩典にあずかれる。

電器店の診断では、プリンターヘットの交換らしいが修理費用は1万数千円かかるとか。今回は426円のご利益で無償修理になった。

※ 今回のPCトラブルもこの5年間保証のおかげでハードデスクを無償で交換した。

いまさら元へ戻れない
H17・2・3

 一度楽な方法を覚えると昔にかえって面倒なことはしたくない。

 パソコンが壊れ、やむを得ず手書きで文章を書き始めたが、数行も進まないうちに推敲に手間取り、いやになってくる。

 文節を前後に入れ替える、誤字を修正する、語彙を変える、これらの作業を消しゴムで消し、原稿用紙の升目を埋めていくのは大変な労力が要る。

 それがワープロ、パソコンだと簡単にできる。ワープロ、パソコンをどうにか使えるようになってから、下手な文章作りを始めるようになって十数年が過ぎた。

 久しぶりでキーを鉛筆に握り替え、原稿用紙に向かった。推敲を繰り返しているうちに頭に描いていた全体の構想を忘れ、次に何を書こうとしていたのか浮かんでこない。

 手書きで文章を作る面倒臭さをまた思い出している。

 一本指打法のキータッチとはいえ文明の利器のありがたさをしみじみと感じているこのごろである。

ひよどり
H17・1・19

年末年始の慌しさから開放され、少しは心穏やかになったこのごろ。ストーブで温まった二階の部屋からガラス越しに外を眺める。

目線の位置に庭木のクロガネモチが見える。あれっ変だ。たわわに付いていた赤い実が一粒もない。

そういえば1日に何回もやって来て、甲高い鳴き声をあげていたヒヨドリが来なくなった。もう木の実を食べ尽くした庭には用はなくなったのだ。ヒヨドリも現金なものである。

今年、山には鳥たちの餌が少なかったのだろうか。例年の2ヶ月も早く食べ尽くしてしまった。まだ餌が豊富になるまでの時間は長い。去年の異常気象は小鳥達にとっても災難のようだ。どうして食いつないでいくのだろうか。

わが者顔で鳴く声を喧しいと恨んだりしていたが、来なくなれば来なくなったで寂しく愛しく思う冬のひとときである。

初  汗
H17・1・5

泊りがけで来ていた孫娘たちが帰って元の静かな生活パターンに戻った。
 正月は終ったという感じである。

 昼過ぎから、上山公園へトレーニングに出かけた。
平地でのウォーキングはそれなりに続けていたが、山道でのトレーニングは年末からやっていない。

 270段の石段登りは、口をあけ肩で息する始末でトレーニング不足を如実に痛感した。

頂上の愛宕神社に着いた時、額から汗が流れていた。
「今年は無事故で登山ができますように」と手を合わせ、いつものコースを運動公園へ向った。

 往復1時間、石段を下り鳥居まで戻った時、身体中汗まみれになっていた。アルコール漬けの重たい身体は、サウナから出てきた時のように身軽で細くなった感じがした。

 これで正月気分は吹き飛んでしまったようである。


         愛宕神社
初日の出
H17・1・2

 気象情報が外れて喜ぶこともある。予報は雲に雪だるま。
 元旦は、わがハイキングクラブの初日の出参拝になってる。
 雨が降り止んだばかりの朝6時家を出た。今にも降り出しそうな雲行きを見上げながら「どうせ拝めないのに」と重い足取りで歩いた。
 集合場所には既に6人の人が来ていた。場所は標高100m足らずの里山で、頂上は真崎城址の見晴しのよい広場がある。
 日の出の時間が近づいてくる。天はわれわれに味方してくれた。山頂に近づくにつれ、初日の出を待つ人たちの気持ちを汲んでくれたのか、雲は東側だけが切れてきた。
 日の出までの僅か数分の宇宙の織り成すドラマに見惚れ、「お見事おみごと」とみんなで手をたたいて喜んだ。
 それもそのはず、これまでの2年は雲に覆われてばかり、今度は3度目の正直で満足のいく参拝であった。持ち寄った酒肴で幸先良いスタートを祝って酒宴を始めた。