大会2日目
指宿ステージ 5キロコース(指宿市街)
朝方雨が降り、がっかりして気が重かった。時間が経つにしたがって回復。11時のスタートの時点では晴間もみえるようになった。

指宿ステージの会場は、「ふれあいプラザなのはな館」建物の奇抜さに驚いた。
このロケットみたいな建物が左右対称に配置されている。規模が大きくて地上から全体像を撮ることは難しい。マーチンング会場は写真左端に赤や青のテントが小さく見える。
しかし、この建物いったい何をイメージしたものか?
10キロ、5キロコースは11時スタート。
10時半ごろから大会宣言、来賓挨拶などが行われ参加する団体の紹介などが行われた。
地元指宿は、池田湖に生息するという怪獣「イッシー」君たちも宣伝に一役。
中、小学生以下は参加費無料とあって、クラス単位のグループや親子グループなどが多かった。なかには乳母車を押しての家族連れもあった。
ここ指宿は、温泉の街。
スタートしてまもなく、今流行の「足湯」があった。
時間があったらゴールしたあと浸かるのもよいだろうと思って通過したが、ゴールしたあとはすっかり忘れてしまっていた。
街路沿いの菜の花。
5キロコースはほとんどが街なかで「なのはな」を眺めながらというわけにはいかなかった。
やはり、30、20、10キロコースの郊外に出ないと春の景色は望めないようだった。
昨日の開聞ステージで充分に楽しめたのでよしとするか。
橋を渡り左に折れて河口へと下り海岸線へ出る。
河口では釣りをしている3、4人に出会った。近寄り声をかけると、まだ何も成果はないと言った。30代の若者だったので鹿児島の方言ではなく共通語?
期待はずれで話し込むのは止め、先を急いだ。
海岸堤防の道路沿いで、歩きを止めて人だかりしている所があつた。何だろうと覗いてみるとおばさんが大根を輪切りにしてみんなに食べさせていた。私も貰った。
大根の生は辛いという先入観があってこれまで食べなかった。一口食べてみると甘味があり水気が多くさくさくとして美味しい。輪切りの大根を片手に持って歩きながら食べた。
きょうは「聴歩」の相手がなかなか見つからなかった。第一チェックポイントを過ぎ半分以上の行程を歩いたころ、お喋り好きのおばさん連中に追いついた。
昨日の鹿児島弁よりイントネーションが違うようでもあり似ているようでもある。今日の人たちは話すスピードが速く、まったく理解できない。それでもいま鹿児島を歩いてるのだという感じをたっぷりと味わいながらの歩きであった。
写真は、ゴールしてドリンク券と引き換えにビールを貰いのどを潤す人たち。

この笑顔、最高ですね。
この二日間、一足先に春を満喫させてもらった。ロケーションも最高であった。
今回は「聴歩」にこだわったウォーキングとなったがその理由は、33年前にこの地に3年勤務したことがあり、そのときに聴いた鹿児島弁をもう一度聴きたいという思いが強かったからである。ふるさとに戻ったような二日間であった。

トップページへ戻る