京の秋・高台寺界隈

初日(21日)
 東福寺からタクシーで高台寺に着いたのは午後4時ごろであった。
 昼間の高台寺は何回か訪れている。数年前、夜間照明を取り付け夜間拝観が出来るようになったと聞いていた。一度この目で見てみたいと思いつづけていた。
 日没までは少々時間がある。高台寺周辺を時間つぶしに散策することにした。
 訪れるたびに昔の面影を残しながらも、店屋、家並みが新しくなっている感じである。それは観光を頭に置いた変貌のようである。といえばお叱りを受けるだろうか。
 史跡めぐりというより観光地めぐりと思って歩いた。
 日没になるのを待って、高台寺境内に入った。庭園は順路に従ってそれぞれの方向に照明が施され昼間とはまったく異なった別世界である。
開山堂、庭園を眺め、坂を登り霊屋へと進む。急坂を登り傘亭、時雨亭へと登りつめた。
この間には何回もデジカメのシャッターを押した。
シャッターを押すたびに不安がよぎる。時代遅れのデジカメでストロボ発光が弱い。照明の明るさを期待しての撮影であった。
不安は的中、暗黒の画像ばかりであった。

残念ながら皆さんに画像をお見せすることができない。
散策の様子をご覧ください。

外から見た高台寺

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